フラニストコンサート★ミニレポート

昨夜はマルシェ2タマリーバにて富良野を愛する3人による「フラニストコンサート」が開催されました!
ここ数日に比べ、一段と冷え込んだ夜。
会場には100人を超えるお客様が集まり、秋の夜長のひととき、豊かな音楽で冷えた身体を温めました。

出演は、年に何度か、フラノマルシェでもピアノの演奏を聴かせて下さる富良野市出身の西本夏生さん
何年かに一度、フラノマルシェでもフルートの演奏を聴かせて下さる富良野が大好きという赤木りえさん
そして数年ぶりにフラノマルシェでビブラフォンの演奏を聴かせて下さった富良野市出身の浜田均さんのお三方。

浜田さんとは数十年来のお付き合いというお仲間達も集まり、アットホームなタマリーバで演奏されたのは、浜田さんが作曲されたという組曲「ふらの」。
どれも富良野にちなんだ、富良野の四季をテーマにした曲です。

【第一ステージ】
★寒い星を連れてきた
★Green Carpet
★TSURARA
★月と星の物語
★ASAMOYA
★聖なる丘に天使が遊ぶ
★FOX DANCE

【第二ステージ】
★SORACHI2
★さわやかな風がいくつもの雲を連れてくる
★涙が凍った蒼い夕暮れ
★緑の風が春を呼んできた
★木箱
★Kind of Tonic
★NEGUNAL

時間軸では最も遠い春の風を想像したり、今年も終わってしまった爽やかな夏を思い出してしんみりしたり、今まさに変わりゆく秋の深まりやその美しさが身に染みたり、これからやってくる厳しい冬と一面の銀世界が少し楽しみに変わったり、2時間という短い時間の中で、富良野の春夏秋冬を過去へ未来へとタイムトリップしながら味わうことができました。

単調のようでいて、柔らかさと軽快さを持つ西本さんのピアノのリズムに、
優しく時に力強く、華奢な見た目とは裏腹に存在感を放つ赤木さんのフルート、
オルゴールのように繊細な音を奏でたかと思えば、同じ楽器とは思えないほど巧みな音にも出会わせてくれるビブラフォンの音色、
聴かさる音楽でありながらそのパフォーマンスは見らさるものでもあり、それぞれ違った分野で活躍されるプロのお三方の奇跡的なバランスが見事でもありました。

時折立ち上がってピアノを弾くというアクロバティックなシーンがあったり、生で見るビブラフォンの演奏も圧巻でした。
そして、浜田さんの仏のような(!)笑顔は印象的で、こちらまで目尻が垂れ下がりそうになるほど!
耳にも目にも焼き付くものが多い濃密な時間でした。

こんな機会は二度とない!というお三方の幻の競演でしたが、、、機会があればぜひまた富良野へお越し下さい★
演奏終了後、会場を後にするお客様の穏やかな表情が印象的だったことも、きっと素敵な秋の夜長を過ごせた証です。

さて、今日から三連休です。
今日もフラノマルシェの駐車場はいっとき満車となり、お陰様で賑わっています!