日常は、パンの香りで
北海道に緊急事態宣言が出たあの日から、今日で一年が経ちました。
昨年はうるう年で、緊急事態宣言発令の翌日2020年2月29日のブログはこんな内容でした。 ➡ **一年前にタイムスリップ**
シンガタコロナウイルス・・・耳慣れなかった言葉が、今や当たり前となりました。
誰もが経験したことのない一年でした。
マスクの着用も手指の消毒もすっかり日常となり、気付けば自宅で過ごす時間が長いことにも慣れていました。
多くの方が多くの方の命を守る為、闘っていることを改めて実感した一年でもありました。
まさか一年経ってもまだこんな状況が続いているとは想像もしませんでした。
それでも。
まだまだ到底予断を許さない状況ではありますが、国内でも医療従事者を対象としたワクチンの先行接種が始まり、少し前進。
「一年後の富良野はこんな日を迎えましたよ」と不安でいっぱいだったあの日の私達に見せたい今日の穏やかなフラノマルシェの光景。
フラノマルシェの朝は、今日もパンの焼ける香りで始まりました。
フラノマルシェの日々の営みもやはり、多くのスタッフの手によって生まれています。
そこにお客様が足を運んで下さり、フラノマルシェが回っています。
そんな日常がどれほど貴重なのかということも、改めて感じた一年でした。
今日もご来店いただきありがとうございます。
当たり前の日常は、パンの香りひとつ取っても、深くひしひしと感じられるものです。